韓流

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「とかげの可愛い嘘」

「とかげの可愛い嘘」公式ホームページ

実質、ことし最初の投稿ですね。
あけましておめでとうございます。

さて、ことし最初に見た映画は、「とかげの可愛い嘘」。
これまで見た「ラブストーリー」、「マラソン」でのいい人っぷりが好感触だったチョ・スンウの主演作品というのが選んだ理由の一つ。
もう一つは、↑で予告編(Trailer)を見てもらえればわかるとおり、カン・ヘジョン演じる謎めいた…というか風変わりな女性アリがもつおとぎ話的なムードと、病室の風景といった韓流ムードたっぷりだったから。

全体としてかぐや姫を思わせる、実に日本的・アジア的なおとぎ話っぷりは、アプローチとして新鮮。

(↓以下、ややネタばれあり)

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マイ・ボス マイ・ヒーロー
発売元 : ジェネオン エンタテインメント
品番 : OPSD-S377

日本テレビ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」公式ホームページ

ドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」がよかったので、そのオリジナルということで見た。
ヤクザが組の跡目相続のために高校にいって勉強しなおす、という基本設定は同じ。
こちら韓国映画版の方は、より描き方が重い。
心をよせる同級生をまつわるエピソードはずっと暗く、ヤクザ同士の暴力シーンもちょい演出過剰。
学校の不正をめぐって対立する組のヤクザがのりだす、熱血親父肌の担任教師もその不正とたたかって暴力沙汰に巻き込まれる…など、さらにややこしいエピソードも。
でも、ラストの学校前の抗争シーンで、雨とスローモーションを印象的につかって、同級生から主人公にたいして心を痛める心情を表現するあたりは、日本ドラマ版の方にも継承された。

しかし、全体としては、日本ドラマ版のアレンジの仕方、力点の置き方を再評価することになった。

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「イルマーレ」

イルマーレ
発売元・販売元 : 松竹株式会社ビデオ事業室
品番 : DZ-1032

キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック主演で現在ロードショー中の同名映画のオリジナル。
これまで紹介してきた「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」にも出演しているチョン・ジヒョンの出世作であり、映画自体評価の高いものだという認識はあった。
だけど、郵便局員が主役の淡々とした映画という印象とチョン・ジヒョンのイメージが重ならず、あまり魅力を感じずにいた。
(ちなみに↑は「イル・ポスティーノ」だっての!と後で自己ツッコミ。
これはこれで見るべき映画だと思ってるけど)

見てみたら、最初「?」で、いつの間にか「なるほど」のタイム・パラドックスもの。
いわゆる「時空を超えた」って話だけど、時空を超えるのが本人たちじゃなくて、おもに手紙ってのが奥ゆかしく、ストーリー上の足かせになっていてよく練られている。

割と落ち着いた自然体の演技に、音楽はジャズと、しっとり系。
じつはカメラワーク=視点なんかで感情を表現するという技巧派の一本だ。
父子の複雑な関係とかも、韓国映画にはめずらしく現代的ではあるが、やはりその重さは、最近の日本映画、ハリウッド映画にはないタッチ。

レンタルDVDでぼんやり見ちゃったけど、けっこうかめばかむほど味が出るタイプの映画だと思う。

「君に捧げる初恋」

君に捧げる初恋 特別版
発売元 : ジェネオン エンタテインメント
品番 : OPSD-S650 / メーカー希望小売価格 : 5,040円(消費税240円ふくむ)

「君に捧げる初恋」公式ホームページ

大ファンのソン・イェジンの日本公開最新作ということで。
相手役は「猟奇的な彼女」のトホホ男役のチャ・テヒョン…期待が高まる。

前半は、80年代の「パンツの穴」や「ビー・バップ・ハイスクール」をほうふつとさせる「青春の暴走」的ドタバタで、「韓国映画にもこういうのがあるんだ」、「どうなることやら…」という雰囲気で眺めていたわけだが…。

彼に別れを告げた後のソン・イェジンの涙、その一撃で「あれ? これただのドタバタじゃないかも…」と思わせるあたりはさすが!!
案の定、涙、涙のエピソードがいくつかあって、なんとも不思議な印象を残すエンディングへとつながっていく。

けっして完成度の高い映画ではないけれど、あたたかいエピソードで泣きを誘うあたりは実に韓流のおもむきで、悪くない。…

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私の頭の中の消しゴム
発売元 : ジェネオン エンタテインメント
品番 : GNBF-1456 / 定価 : 3,990円(消費税190円ふくむ)

「私の頭の中の消しゴム」公式サイト

なんといっても見所は、主演女優のソン・イェジン…って入るのは偏りすぎ?
日本のドラマ、「Pure Soul ~君が僕を忘れても~ 」がオリジナルということだけど、ストーリーもなかなかよくできてる。
タイトルの印象とはうらはらに、二人が恋愛→結婚とつながっていくストーリーが半分、ソン・イェジンが演じる妻が記憶を失っていく過程が半分。
しかし、前半の過程がていねいに描かれるからこそ、後半が切ないというのがいい。

基本的に「泣かせる」映画だけど、ラストシーンは決して「泣かせっぱなし」でない、ハッピーな印象。
この印象がまた以前に紹介した「マラソン」に通じるあったかさがあっていい。
「Pure Soul…」は未見なのだが、日本のドラマのベタ・パターンとしては、夜景がきれいな山の上とかビルの屋上とかあたりで二人っきり、指輪とかコロンの香りとかをきっかけにちょっと記憶が戻って「ごめんね」「…愛してる」、二人抱きあって涙…みたいな。
この映画のラストが「韓流」なら、日本人が失ったものは大きいなぁという印象。

「鎖骨に涙がたまるほど泣きました」――これは、映画館に貼ってあったコピーだが、それほどじゃないけど、泣ける、いい映画。
おすすめ。
(↑このコピーはむしろ笑えるけど)

「マラソン」

マラソン
発売元 : アミューズソフトエンタテインメント株式会社
品番 : ASBY-3257 / 定価 : 3,990円(消費税190円ふくむ)

「マラソン」公式ホームページ

いい映画だったと思う。
障害者をテーマにすえつつも、子育てとしては普遍的な内容だし、障害者に何が必要かというメッセージをラストのマラソンシーンに託している。
映画の観客が、劇中のマラソンの観客になれるような、見事な演出と観客への信頼がすがすがしい。

個人的には、「ラブストーリー」にも出演していたチョ・スンウさんがイチ押し。
自閉症というなかなか表情で伝えられない役どころを、違和感なく演じきっている。
いいねぇ。
今作をみながら、「ラブストーリー」の中のワンシーンを思い出し、ついでに泣いてみた。

バンジージャンプする
発売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
品番 : UASD-44190 / 定価 : 3,465円(165円ふくむ)

「バンジージャンプする」公式ホームページ

17年前、別れ別れになった初恋の女性。
17年後のいま、彼は教室の教え子のなかに彼女の面影を見つけて…。

またまた韓国映画だが、あらすじが魅力的だったのが見に行ったいちばんの理由。
そして、主演のイ・ビョンホンの「美しき日々」以外の演技を見てみたかったのと、以前紹介した「永遠の片想い」でなかなかの演技を残して、最近自殺してしまったイ・ウンジュへの追悼の意味をこめて。

17年前のすれ違いから一気に現代にひきつけて、教え子のなかの彼女の面影にとらわれる主人公の姿、17年前の理由とを一気にひきつける展開は、ちょっと強引ですらあるがぐいぐいとひっぱっていく見ごたえあるストーリーだった。

主演のイ・ビョンホンもちょっと「トホホ」な風情も見せて、「けっこうかわいい表情もあるなぁ」と興味深く見たし、イ・ウンジュの感情ほとばしる演技を見ると、本当に自殺が悔やまれる。

と、かなりいい線をいってると思うのだが、個人的には…

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「パッチギ!」

パッチギ ! スタンダード・エディション
発売元 : ハピネット・ピクチャーズ / 定価3,990円(消費税190円ふくむ)

「パッチギ!」公式ホームページ

以前に「チルソクの夏」を紹介したが、いわんとすることはとても似ている。
日本、韓国、北朝鮮…地理的に間にある海や川にたとえて、それぞれの国のあいだにあるあつれき、障害の不条理さを描く。

本作は、日本と朝鮮半島の間にあるあつれきを映像から感じるエネルギーとして描いているので、よくも悪くもインパクトがある。
その描写については、そこまで暴力的に描く必要があるか、という議論は十分ありえるとして、テレビでみる井筒監督そのまんまの「怒れ!若者!!」というメッセージなのだろう。

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僕の彼女を紹介します 通常版
発売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
品番 : DL-98337 / 定価 : 2,980円(消費税141円ふくむ)

「僕の彼女を紹介します」公式ホームページ

これまで紹介した「猟奇的な彼女」と「ラブストーリー」のクァク・ジェヨン監督の最新作。主演は、「猟奇的な…」のチョン・ジヒョン。
文字通りドラマチックなストーリー展開と、トホホで素朴な普通の人を描いた前2作は、自分のツボにはまりまくりで大いに笑い、泣いた。

しかし、今作は…。

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「猟奇的な彼女」

猟奇的な彼女
発売元 : アミューズソフトエンタテインメント
品番 : ASBY-5187 / 定価 3,990円(消費税190円込み)

酒を飲んでは大暴れする「彼女」と、ゲロをはかれ殴られても彼女についていくトホホな彼、キョヌの話。
ラストのどんでん返しは、まさに韓流だ。

この主演のチョン・ジヒョン、監督のクァク・ジョエンで、パート 2 的な映画が公開されるとのこと。
タイトルは「僕の彼女を紹介します」
以前に紹介した「ラブストーリー」とも同じ監督で期待が高まる。

ぼくはクァク・ジョエン監督、すごく好き。
この作品も、「ラブストーリー」も、主役の男がちょっとトホホで、でもストーリーのなかで魅力が見えてくるというつくり。
恋はルックスでするんじゃなくて、エピソードから生まれてくるという感じが。

途中、彼女が彼に対する思いに気づいて、彼を探して街のなかを走るシーンがある。
ぼくは見た瞬間、「あ、『アパートの鍵貸します』だ」と思った。

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