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* Diary *

すごいぞ、Drobo FS!!(後編・終)

さて、わが家の Drobo FS のデータがピンチに陥り、復旧したものの、やっぱりバックアップが必要だ…というところまで書いた。

前から注目していた HP の Microserver がお値ごろになっているので、これをもう1台のファイルサーバーに…とも考えたが、地震・火災・津波…までいかなくても家の停電とか、自宅にいっしょにバックアップをおいていたのでは、同じ瞬間に壊れてしまう確率は高い。

そうなるとオフサイト、インターネット経由で遠隔地に保存しておくというのが効果的な選択肢ということになる。
結論として、CrashPlanというオンラインサービスの、CrashPlan+ Unlimited の契約をした。
月々3ドルで「容量無制限」のバックアップを保存できる、という。
「容量無制限」ですよ!
ちなみに、月1.5ドルで10GBというプランもあるけど、すでに写真やビデオで7GBあったのと、年末のキャンペーン価格でもあったので「容量無制限」を選んでしまった。

この手のオンラインバックアップというのはここ数年でてきたサービスで、セキュリティー対策ソフト大手のシマンテック(ノートン)マカフィーといったところでもやっている。
しかし、なぜ CrashPlan を選んだか…。

値段が安いというのもあるが、「Drobo FS 自身が、自分で CrashPlan にデータをアップロードする」というしくみができるという情報が決定的だった。
ちゃんと手順を追うとややこしいのだけど、DroboPorts というサイトにおいてある CrahPlan の 同期ソフトをインストールし、Drobo FS 内の「写真」や「ビデオ」のフォルダーをバックアップの対象に設定する。
(詳しい設定方法について、要望が多ければ後で書きます。コメント欄に書いてちょうだい)
あとはこれまで通り、Drobo FS に写真やビデオを追加するだけで、Drobo FS 自身が新しい写真やビデオをどんどん海のかなた(?)の CrashPlan にバックアップしてくれる。
オンラインバックアップの同期ソフトがWindowsにしか対応していないと、少なくとも Drobo FS とは別に Windows のパソコンの電源を入れたままにして、バックアップが終わるのを見届けないといけないが、そういう手間や心配は一切不要。
この手軽さはかえがたい。

さて、かくして、Drobo FS そのものの、(1)どんどんデータを入れていって、ハードディスクがいっぱいになってきたら少しずつ大きいものに交換、という手軽さに加え、(2)どんどんデータを入れていけば、勝手にオフサイトにバックアップ、というしくみまでできあがった。

すごいぞ、Drobo FS!!

…という記事を書いているそばから、Drobo FS の後継機種、Drobo 5N が発売されるというニュースが飛び込んだ。
最初に書いたとおり、Drobo FS の唯一最大の弱点が転送速度だったので、オプションのSSDでキャッシュを追加できるなど高速化にフォーカスした Drobo 5N に期待しないわけにはいかない。
データのように、お金もどんどんたまっていってくれるとありがたいのだけどw

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