「うす~いメロンパン」で哲学

きょうコンビニに行ったら、パンの棚で「うす~いメロンパン」(発売元 : フジパン)というのが目に入った。

見た目はほとんどパニーニの皮の部分。
しかも小判型でなく、まん丸に近い。
悪くいえば、車にひかれたメロンパン。

しかし、これはすごい。
メロンパンといえば、あの半球の形状が似ているから「メロン」パン、なのだろう。
はたしてこれをメロンパンといっていいのか!?
と同時に、メロンパンのおいしさがつまっているのは、メロンでいう皮の部分。
この薄い形状から想像されるサクサク感は、まさにメロンパンの“おいしいとこどり”だ。

つまり、「メロンパン」の本質にせまった結果、名前の由来でありその形状的特質であった「メロン」を捨てた存在――おーっ、これぞアウフヘーベン!!
税込み105円の哲学的存在をかかえて、いそいそと帰ってきた、というわけだ。

p.s. 味はいまいち…。


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